長崎学のページ

平成15年7月22日 
若杉 徹(17回生)

2002年7月から発掘調査が続けられている長崎奉行所立山役所跡で、2003年6月30日、正門前階段ふもとで、縦4.6メートル、横7.7メートルの石畳が発見されました。石は階段と同じ安山岩、表面を平らに削ってあり、継ぎ目部分には加工も施されています。
その他にも中国景徳鎮産の豪華な西洋食器やヨーロッパ産のワインボトルなどの遺物が発見され、外交に当たって いた長崎奉行所の全体像が明らかになり、忠実な復元が期待できると県教委からの発表がありました。
下記の写真は、発掘現場を撮影したものです。



美術館が建っていたときは、「奉行所前通り」の表示板の直ぐ後ろに美術館別館があったのですが、現在ははるか向こうまで見渡せる更地になっています。
7月14日に更地の真ん中辺りを整地してコールタールで固めていたのですが、翌日の7月15日には白い大きなテントが張られていました。
おそらく、地鎮祭か起工式が行われるのでしょう。


長崎奉行所正門前の階段と踊り場の石畳。


石畳のアップです。写真で見るとちょっとデコボコしていますが、とても綺麗な石畳です。


階段横の石積みですが、見事なくらいの美しさに見とれてしまいます。
又、これが百数十年も前のものだと思うと、更に感動します。


左側の石積みと階段の石積みを見比べると全然違います。用途の違いもあるのかもしれませんが、階段の石積みはすばらしいです。


階段から直角に道路側に向けたところでも、発掘作業が行われていますが、ここからどういったものが発掘されたのかは分りません。


美術館を解体するとき、周りにあった植木は全て移植されたのですが、奉行所の正門前の階段の前にある大きな楠はそのまま残されています。何か訳があるのでしょうか?
正面一番奥に、薄い茶色の建物が見えますが、これは炉粕町にある日銀長崎支店です。


白い大きなテントには、冷房機が十数台付いています。
本日(7/17)には、テントの周りに紅白の幔幕が張られていました。


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