横浜まち歩き

2007−10−18


今回のハイキングは「横浜まち歩き」、桜木町駅のポイントに集合。
先ず右手に帆船日本丸を見ながら雑踏のエスカレター歩道に乗り進む。地上273m横浜ランドマークタワー69Fの展望フロアへと直行。
ここからは紺碧の空の下、全方位が展望できる。
南西方向に富士山、箱根、遠くに大島を、北西方向には横浜駅、北東にはベイブリッジやパシフィコ横浜が真下に見える。そして、南東方面に目を向けるとこれから行く大桟橋、山下公園、赤レンガ倉庫等が並んで見え、その奥には港が見える丘公園、山手、元町が望める。
今日は最高の一日となりそうだ。




散策コースの地図
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ランドマークタワー69階、展望台からの眺め   
サムネイル・・・下の写真をクリックすると拡大します



帆の形をしたホテル
と 横浜港


横浜海上防災基地


クイーンズスクエア
と コスモワールド


横浜駅方面




赤レンガ倉庫、大桟橋


遥か彼方にベイブリッジ


横浜スタジアム方面


汽車道→赤レンガ倉庫へ




手前にドッグ
ヤードガーデン


山下公園 と
港の見える丘公園




ドッグヤードガーデンにて
刀根・葛野・草野・陣内・茨木・江川・三田村・若杉
平野・呉・近藤 のみなさん





MM21を後にして、汽車道を歩き凱旋門を想わせるナビオス横浜を抜けて赤レンガ倉庫群へ。
近代日本の揺籃の時期に近辺は出船入船で混み、耳を澄ませば当時の賑わいが偲ばれる。
倉庫群から普請工事中の「象の鼻地区」へと抜ける。この地区は地形的に文字通り象の鼻に酷似している事に由来している。
東側は日本船、西側は外国船の桟橋だったと聞く。



赤レンガ倉庫   
明治、大正の煉瓦造建築   1号館はホール、多目的スペース、
2号館はライブレストランやビアレストランがある




赤レンガパークにて


日本丸
かつて「太平洋の白鳥」と呼ばれ活躍した帆船
現在、日本丸メモリアルパークに保存、展示されている、 年10回ほど帆が張られる
新港橋から見るみなとみらい21地区
ランドマークタワー・クイーンズスクエア・
グランドインターコンチネンタルホテルなど


ランドマークタワーを背に 赤レンガ倉庫方面を背に



赤レンガパークにて   向こうに見えるのはベイブリッジと大さん橋



大桟橋へ。ここまで来れば海からの風が、潮の香を運んでくる。船のウッドデッキをイメージしたデザインは英国在住のアレハドロ・ザエロ・ポロ氏とファッシド・ムサヴィ氏の
共同設計。 
全長:430m、高さ:15m、幅:70mと記されていた。我々は、ここでブレイク
ー昼食の時間。
大桟橋のビュウ・ポイントから市街地へ目を向けるとキング(横濱縣庁)、クイーン
(横濱税関)とジャック(横濱市開港記念会館)のタワーを見る事が出来る。この三つの建物は長い航海を終えて横浜へ入港してくる船舶の羅針になったそうな。


大さん橋ビユウポイント、ウッドデッキ上に描かれた
King ・ Jack ・ Queen


イスラム風緑色のドーム
横浜税関 通称クイーン
  氷川丸と港内観光船ターミナル  
氷川丸は現在見学施設としての営業中止中
補修して2008年春公開予定


氷川丸
かつて「太平洋の女王」と呼ばれた豪華客船
昭和5年から30年間就航した
「あかいくつ」号
レトロな観光スポット周遊バス
300円で1日何回でも乗ることが出来る



山下公園にて  氷川丸を背景に



一時間ほどデッキで休憩したあと、山下公園をそぞろ歩く。現在改装中の氷川丸を後にしてフランス橋を渡り、フランス公園までの急勾配の石段を登りきると、そこは港が見える丘公園である。
大仏次郎記念館、霧笛楼そして霧笛橋を渡り県立近代文学館から瀟洒な家並みの山手のまちへ。外人居留区であった山手のまちは旧い当時の建物が残されており、風情がありエキゾチックな町並みである。たしか長崎や函館にもこんな町並みがあった。山手111番館、山手234番館、エリスマン邸、イギリス館、ブラフ18番館等などがまちの通りに良く似合う。
故国に帰る事もなく異国の地で亡くなった人を祀る外人墓地は、輝く海に向かって建てられている。横浜公園を散歩し、そして今日の反省会である中華街へと元町通りを経由して急ぐ。


港の見える丘公園にて 港の見える丘公園にて


港の見える丘公園の噴水 港の見える丘公園からベイブリッジを望む


ダイアナ・プリンセス・オブ・ウエールズ ローズガーデンの白いバラ



港の見える丘公園内のローズガーデンで一休み


山手111番館
横浜市が保存している山手の丘に立つ
7つの西洋館のうちのひとつ
横浜外国人墓地
横浜開港当時の発展に貢献した19世紀の人々をはじめ40数カ国の外国人が眠る




さむらい会行事初参加の江川くん(5組)の「乾杯!」の音頭で反省会が始まる。12月1日の「さむらい会」の事などを語り合い、少し疲れたカラダが次第に緩んでくる。
今日の参加者は「横浜まち歩き」を企画した刀根さん、元気印の近藤さんと平野さん。男子は呑むほどに酔うほどに疲れが吹き飛ぶと嘯く三田村くん、チョイ悪オヤジの若杉くん。方向音痴の陣内くん、カメラマンの草野くん、初恋談義と我がイタ・セクスアリスを滔滔と語る茨木くん、ハイキング倶楽部バイス・キャプテンの呉くんと下戸の葛野を入れて合計
11名。
午後3時半から始まった反省会は終了したのが江戸時代流に言えば「夜五つ」。入った中華料理店の中国人のオンナに三田村くんの煙草を買いに使いに出したら「外ハ雨ガスゴイノ事ヨ!今ハ帰レナイアルヨ!ユックリシテ!」と情が深い。
そして帰り道、馬車道の瓦斯燈も雨に濡れうるんでいた。





JR石川町駅ホームで反省会の延長・・・


コメント : 葛野純一郎  写真 : 若杉裕幸、葛野純一郎、草野興芳、呉信裕、刀根礼子



   2011年2月横浜山手散策のぺーじへ