澤邊侃先生からの便り

東高八回卒・旧職員(昭和47年から54年の7年間国語担当)

◆東高は私の礎

澤邊写真
教え子に囲まれる先生

 東高同窓生の皆さん、お元気ですか。世代に応じて、各界で大活躍中と推察申し上げます。私は昭和二十八年から三十一年までは東高の生徒として、そして四十七年から五十四年まで、東高の国語教師として教壇に立ちました。

 ちょうど西山校舎から立山校舎への移転の時期で、いろいろな経験をつむことができ、今も教師をしている私には貴重でそして大きな礎になっています。

 昨夏、東高八回生の私は、長崎での卒業四十周年の同窓会に出席し、なつかしい同期生と出会えましたが、宴たけなわのその席に、旧担当の井川先生の訃報が入り、悲しい思いもしました。

 生徒だった頃の仲間と集まる同窓会も、旧教師として招かれる同窓会も、他のどんな会合よりもすばらしいものだった、と私は思います。東京同窓会に出席できたことを機に、さらに母校を大切にし、同窓であることを誇りに生きていこうと思っています。

恩師ページに戻る