中本裕夫先生からの便り
在京同窓会についてはかねてより存じておりましたが、この度は皆さまの会にお招きいただき、大変恐縮いたしております。
私は昭和42年に東高で教職をスタートさせていただきました。15年間東高に在職し、それ以後6年、上対馬高校に勤務、そして現在の西陵高校(多良見町)に勤めて10年になります。
私を最初の15年の間育ててくれた東高は私にとって、皆さまと同じく母校のような感じがします。特に最初の2、3年間受け持った英語部と15年間担当したエアライフル部から得たものは私の大事な財産となっています。
今、若者の世界に何とか適応できるよう、懸命にやっておりますが、何事においても自分の基となるのがやはり東高での経験ということを実感しております。
皆さまの印された足跡を礎に東高は創立五十周年を迎えようとしています。長崎から遠く離れながらも、学舎を同じくする皆さまがその強い絆で、母校を見守ってくださることに、東高を愛する私は深い感動を覚え、心より感謝を申し上げます。