15回生、平 幸治さん著書
『肥前国 深堀の歴史』のご案内


深堀に生まれた平幸治さん(15回生)が故郷の歴史に取り組むきっかけになったのは、大学時代、図書館で見た『佐賀県資料集成』第四巻「深堀家文書」、実際の執筆取り組みは、数十年後、勤務地東京で多くの資料に当たることができるようになってから。
 銀行に勤める傍ら、10年がかりで執筆された大著です。

 

『肥前国 深堀の歴史』

◆著者
平 幸治(たいら こうじ)
◆出版社
長崎新聞社
◆版型
A5版 布装丁 箱入り
◆頁数
656頁
◆ISBN-931493-36-X
◆発行日
2002年8月10日
◆定価5,000円
(本体価格4,762円)
◆初版売り切れ 在庫なし
再販は未定。
お読みになりたい方は図書館の貸し出しをご利用ください。
◆著者略歴
昭和19年10月深堀に生まれる。
深堀小学校卒業まで同地にて成育。
大浦中学校、長崎東高を経て昭和43年九州大学法学部を卒業。
同年神戸銀行(現在の三井住友銀行)に入行。
現在は同行の系列関係会社に勤務。
◆内容
明治の廃藩置県後、深堀地区は長崎県となったが、藩政時代は佐賀藩の飛び地、隣接する公領長崎とは少し趣をことにした歴史、文化を持っている。
本書は、縄文時代から幕末までの深堀地区の歴史を網羅する。
鎌倉時代、上総国から移住し、この地を領有した深堀氏は戦国時代を潜り抜け、豊臣政権の下、鍋島藩に臣従する。江戸時代に長崎港警備が家役となった深堀氏を軸に、周辺地区で起きたさまざまな事件とのかかわりを解説した深堀地区の色濃い歴史を纏めた大著。

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