15回生、渡辺威郎さん著書 『C型肝炎の患者力』のご案内


薬学を学び、大手製薬会社の一線で医薬品業務に携わってこられた渡辺さんが、30年近くになる自らのC型肝炎にどのように向き合い、治療をしてこられたかを記された書物です。夢の治療薬といわれたインターフェロンが効かないタイプの肝炎に罹患していながら、プラス発想の生き方をすることで、免疫力を高め、正常人以上の多忙な生活を送ってこられた経験を紹介されている本著は、150万人と言われるC型肝炎患者やその家族にとって、力強い一冊です。


C型肝炎の患者力
C型肝炎の患者力
◆著者 渡辺 威郎(わたなべ たけしろう)
◆出版社 新風舎
◆版型 21cm(A5)
◆頁数 211頁
◆ISBN ISBN4-7974-5357-5
◆発行日 2005年1月25日(第1版)
◆定価 本体1,200円+税
◆購入 全国各書店、インターネット書店
◆著者略歴
1944年 長崎県生まれ
1963年 長崎県立長崎東高等学校卒業
1968年 大阪薬科大学薬学部卒業、同年薬剤師免許取得
1969年 塩野義製薬入社、学術営業に従事
1966年 第五学術部長兼名古屋支店長
2000年 製品情報部長
2004年 薬科大学にて学生の指導、育成にあたる
◆目次
第1章プラス発想の生き方・患者力
第2章C型肝炎の患者力をあげる方法
―ストレスを追い出し、免疫力をあげよう
第3章私のC型肝炎治療
第4章合併症対策を怠ってはいけない
◆「はじめに」より
C型肝炎患者の大半は、医者や少し医学的な知識のある物知りから「このまま放置していると、20〜30年後には確実に肝硬変になり、そして肝臓がんになるよ」と言われた経験を持っています。私もそうでした。
C型肝炎と言われてから、常に頭の中に何か引っかかり何事にも弱気になりがちでした。ほとんど自覚症状がないのに、少し疲れたり、だるくなると悪化したのかと不安になるものです。私はこれまでストレスと上手く付き合い、プラス発想で生き、免疫力を高めながらC型肝炎に立ち向かってきました。
この力を私は勝手に「C型肝炎の患者力」と名づけました。

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