子どもの頃の夏休みの思い出と言えば「ねずみ島」という同窓生は多い。明治35年(1902)設立の長崎游泳協会(当初は瓊浦游泳協会)の道場と定められたのが「ねずみ島」である。本著は長崎游泳協会120周年記念誌で、多くの貴重な資料や写真が収録されている。故・四倉満喜夫さん(3回生)の思い出も掲載されている。
◆編集・発行
NPO法人長崎游泳協会
◆出版社
長崎文献社
◆判型
A4版 上製(箱入り)
◆頁数
302頁
◆ISBN
978-4-88851-376-0
◆発行日
2022年7月21日
◆定価
4,500円(税込:4,950円)
◆購入
長崎文献社
インターネット書店
限定販売200部
ねずみ島全景(昭和37年頃)
◆目次
巻頭グラビア
感謝の辞
祝辞
賛助者・賛助企業の皆様
カラーで甦る鼠島
第1章
長崎游泳協会のあゆみ
第2章
長崎游泳協会(瓊浦游泳協会)の❝存在❞と❝未来❞
第3章
思い出
第4章
記録・資料
おわりに
長崎游泳協会名簿・編集後記
長崎游泳協会は、「市民皆泳を目的に児童生徒の水泳指導及び小堀流踏水術の伝承に努め…」とうたっている。昭和47年(1972)、埋め立て事業によりねずみ島が閉鎖され、道場が長崎市民総合プールに移ってからも立游や浮身といった水難事故に大変有効な泳法を指導し、日本泳法の伝承に務めている。遠泳、大名行列、水書など長崎游泳協会の昔からの行事とともに、海洋訓練合宿では溺者救助の訓練も行われている。長崎游泳協会では楽しく役に立つ水泳指導がなされていて、長崎出身者として誇らしい思いがする。 在京同窓会の会報『東風』59号の長崎文化考コーナーでは
ねずみ島游泳道場
の記事を掲載した。興味のある方はご覧ください。
文責:17回生 井上早苗( 2022/08/04)
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