ウィーンとオペラ

福永直美


 1996年6月20日より、東高8回生卒業四十周年記念行事として、東欧の旅を参加者35名で楽しんできました。ブダペスト、ウィーン、プラハと、どの国もすばらしい町並みでした。

広場  特に音楽の都、ウィーンは、私の心に残るものがありました。生憎、土、日の休日にかかり、ショッピング大好きの、女性群にとっては、一寸淋しいものがあったようです。
 町全体が静かで、美しく、おちついた雰囲気で、非常に早口の現地ガイド岡田さんの案内で、シェーンブルン宮殿、ベートーベンの生家、ウィーンの森等観光しました。
 シェーンブルン宮殿は、ハブスブルグ王朝の記念すべき建物だけあって、偉大な女帝、マリア・テレシアの面影が今日に伝えられているすばらしい宮殿でした。あまりにも広く、室内装飾品など目を見張る品ばかりで、華やかな時代が思い出されるようでした。
 今少し時間をかけて、ゆっくりと見学したかったです。

 今回の私のメインは、オペラ鑑賞でした。
この夜は少しドレスアップして出かけました。建物のすばらしさは言うまでもなく、世界中のファンが集るだけあって、男性はタキシードで女性をエスコートしてのオペラ鑑賞で、一時私も別世界へまよいこんだ雰囲気でした。この日は、リゴレットを鑑賞しました。柴原さんの事前のガイドで、少し内容が理解できていたので、また別の方向から楽しむことができました。

 同期生との旅行は初めてでしたが、こんなに楽しかったのは今までにはなかったように思います。本当に参加してよかったと言う声を聞き、この企画は成功だったと幹事の一人として、うれしく思います。

 最後になりましたが、アナ・グランドホテルを予約してくださった川脇さん、本当にありがとう、最高でした。機会があったら、今度は主人ともう一度訪問したいと思います。皆さんのご協力に感謝します。幹事さん、ご苦労さまでした。
 つたない文ですが断腸の思いで書きました。ブラボー。


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