南大沢ウォーキング

2008−11−13

今回は、多摩ニュータウンの南大沢でした。
多摩の自然を生かして造られた公園・緑地と名のつくところを散策しました。当日は、終日好天に恵まれ、11月と言うのに日焼けする程でした。

さて、改めてコースを巡ってみますと、

1.「都立大学(現・首都大学東京)」・・・平成3年4月に目黒区より移転開設。駅前のアウトレットパークのすぐ隣の丘の上。ここではまず「ペンローズタイル張りレリーフ」を見学。また、キャンパスの紅葉もみごとでした。

2.「富士見台公園」・・・大学の隣にあり、文字通り展望台からは富士山が見えるはずでしたが、あいにく成長した樹木が視界を遮断。しかし、以後の行程の随所で美しい富士山を見ることが出来ました。

3.「蓮生寺公園」・・・園内には大木が生い茂り、古くから蓮生寺の森として保存されたもの。つり橋を渡った先の展望台からは、眼下に南大沢・堀之内の町並、前方には多摩テック遊園地、さらに中央大学など三つの大学を目にすることが出来ました。

4.「長池見附橋」・・・「せせらぎ緑道」を通り過ぎた先が「長池公園」。園内の池に架かる鉄の橋で、モダンな街灯の四谷見附橋を移設したものです。ここで昼食休憩。

5.「戦車道」・・・樹木に囲まれた尾根にある広い道ですが車は通れない。これは、戦時中に陸軍が戦車の走行テストをした所からこの名前で呼ばれているもの。桜の大木も多く、春は桜が楽しめます。

6.「王貞治記念球場」・・・戦車道を下ると、一時期話題になった早稲田実業の「ハンカチ王子」(斉藤)が練習した野球場です。

7.「小山公園」・・・人工的に造られた池には樹木がそのまま残り立ち枯れの状態。ふと、上高地の大正池を思い出します。

8.「輪舞橋」・・・「うずまき公園」を通り過ぎ、「太陽と月の出会い橋」をコンセプトにデザインされた南大沢駅近くの十字路に架かる大きな丸い歩道橋です。

以上が散策概要です。この内、1,3,4,8は八王子の八十八景に登録されている所です。

さて、残すは温泉と反省会。
天然温泉「極楽湯」へと電車で多摩センターまで移動。当日はラッキーなことにレデイースデイと言うことで女性は割安で入館。露天風呂、各種の変わり湯が楽しめました。
反省会も当館の食事処で。当日は下田会長の誕生日、さらに生ビールが割安期間中とあって何時になく長めの反省会になりました。反省会を終わり外に出るとイルミネーションが我々を迎えてくれ、光のシャワーを浴びながらの解散となりました。

今回は、平坦なコースと言うこともあって、かなり歩行距離も長く欲張った行程でしたが、事故もなく楽しいウォーキングが出来たと思っています。皆様のご協力有難うございました。

                           城戸 宏士




吉田・平野・下田・西田・城戸・陣内・中島
草野・近藤・茨木・有馬・呉 のみなさん





「ペンローズタイル張り」は、1973年にオックスフォード大学の
ペンローズ教授によって発見されました。
正五角形に描かれた星型から切り出された2種類のタイル、
矢尻(DARTS)と洋凧(KITES)を組み合わせてゆくものです。





「ペンローズタイル張りレリーフ」を見学。
レリーフの形は無限に広がるペンローズタイル張りから
東京都の形を切り出したものです。




首都大学構内の見事な紅葉




この日68歳の誕生日を迎えた下田君は女性に囲まれ
珍しくテレていました




長池公園にて
後方の橋は大正2年から昭和62年まで四谷駅前に架けられていた
日本最古の鉄製アーチ橋の四谷見付橋
現在は長池見附橋と呼ばれています




通称「戦車道路」をさむらい会の幟をかかげて歩く西田さん







この週から点灯した多摩センター駅前のイルミネーション





多摩センター駅近くの極楽湯で入浴宴会を終わって
満足気な解散前の面々