弘法山ハイキング

     2007−04−03

コース  秦野駅〜権現山〜弘法山〜吾妻山〜弘法の里湯(入浴)〜鶴巻温泉駅


飛び入り参加の記

 別府温泉の由佐(9組)です。昨年10月東京さむらい会のMLに入会させてもらってから、ハイキングのことなどを興味深く拝読していましたが、僕自身が参加できるとは思っていませんでした。ところが、いくつかチャンスが重なって、「弘法山ハイキング」に参加させていただくことができました。その報告をします。
 4月3日(火)午前10時前、小田急秦野駅改札出口の向こうに初老の男女数人がたむろ。いささかも迷うことなく、さむらい会のメンバーと確信。前日から寒さがぶり返し、明け方には強風雨だったが、12名が集合。
 簡単に挨拶を交わして出発。寒いものの、雨は上がる。(水が流れる)水無川の河川敷で体をほぐし、有馬さんの先導で権現山に向かう。小原一郎くんのメールにあったように、急坂が続く。自然石を組んだ段々混じりの狭い坂道の傍らには、いろんな春の草花も。20分ぐらいで頂上に。(途中、全員ほとんど休まなかったのには、驚きました。)
 頂上の展望台に登る。四囲が開け、東の横浜から南の相模湾方向は見えたが、西から北の内陸遠方は霧がかかり、富士山も丹沢山塊も見えず。天候・視界が良好なら、さぞ広大な景観だろうと想像。
 小休止の後、弘法山に向けて出発。緩やかな起伏の山道を通って、12時頃頂上に到着。分厚い木製のテーブルとベンチのセットが二つ。二班に分かれて弁当とする。古い井戸があり(由緒ありげな名前でしたが、失念)、水道もある。
 有馬さんと小中くんが、持参したバーナーとコッヘルで湯を沸かし、コーヒーやラーメンを馳走。時折突風が吹く寒い中では、最高のサービス。女性軍はケーキ・キャンディー・フルーツなどを用意しておられ、相伴にあずかる。(写真:寒そうに見えますが、心は暖かです。)
 弁当を済ませ、また山道を抜けて、鶴巻温泉へのかなり急な坂道を下る。弘法の里湯に午後2時頃到着。広々とした温泉に入る。同浴のジイサンが(こちらもジジイですが)良い温泉でしょうと自慢。冷えた体が温まる。
 弘法山一帯は桜の名所。沢山の桜木があったが、権現山頂上の写真にあるように、盛りは既に過ぎていた。このハイキングは当初、公表されていた桜開花予想日に基づいて3月26日に設定されていた。しかし、東京地域での開花予想にミスがあり、これに対応して、期日は4月3日に延期された。この間の寒暖の変化は大きく、前日からは冷たい風雨。当日の桜花が侘しくなっていたのは仕方ないことだった。でもかえって、花びらがハラハラと舞うのには、それなりの趣があったと思います。それに、この期日変更のおかげでチャンスが巡ってきて、僕は参加できました。3月26日だったら無理でした。
 ウィークデーにもかかわらず、弘法の里湯は大勢の人で賑わっていて、肝心の反省会を開くスペースがない。と思っていたら、呉くんが近くの居酒屋と話をつけて、場所を設定した(開店前なのに・・流石)。
 反省会は実に愉快でした。少々飲みすぎたきらいもあったかなと思いますが、楽しみました。たぶん、午後7時頃には終わったと思います(記憶、だんだん怪しい)。
 今回もっとも心打たれたというか印象深かったことは、みんな若々しいということです。有難く嬉しいことです。出来るだけ長く、そうありたい。
 幹事の呉くんには、僕のスタート駅の京急金沢八景から小田急秦野までのルートを教えていただくなど、細やかな配慮をいただきました。ハイキングメンバーの皆さんには、飛び入り参加を快く受け入れていただきました。深く感謝しています。
 実は、初孫(女児)が二年前横浜に移り、この4月5日が小学校の入学式でした。これを見物するためにそちらに行ったのが、もう一つのチャンスになりました。また機会があったら参加させてください。

                    由佐 悠紀さん
 




権現山の展望台より




展望台の中で




弘法山の頂上での昼食, 寒かったので熱いコーヒーとラーメンは最高!









下田・平野・三田村・吉田・近藤・由佐・城戸・小中・中島・茨木・有馬のみなさん





                             写真撮影 : 小中 義方さん