2007年新春「鎌倉・天園ハイキング

2007−01−11

東京さむらい会新春「鎌倉・天園ハイキング」

 2007年の最初の行事として、「鎌倉・天園ハイキング」が2007年1月11日に行われた。
 参加者は、吉田(平野)さん、林(水落)さん、有馬(石丸)さん、鈴木(田村)さん、近藤(吉福)さん、刀根(山本)さん、藤尾さん、原田くんのお姉さん(9回生の野崎さん)、城戸くん、茨木くん、原田くん、葛野くん、高本くん、鈴田くん、西田くん、陣内くん、下田くん、呉くんの18名。簡単な注意事項と自己紹介に続き、本日参加できなかった人に思いをはせる。
 雲一つない澄みきった青空に参加者全員心ウキウキ。今回計画していただいた吉田(平野)さん、林(水落)さんの行いによるのであろう。完歩を祈りつつ各自ストレッチ体操。お二人のガイドで10時15分出発。
 北鎌倉駅前の円覚寺の総門を入ったところで、三門、仏殿の厳かさに心を打たれつつ、総門を背景に記念撮影。その後、期待に胸をふくらませつつ、鎌倉街道を南下し、建長寺到着。
 建長寺では、総門、三門をくぐり、仏殿、法堂にお参りし、しばし休憩。めいめいに本日の完歩を心に誓う。11時いよいよスタート。
 途中に天狗の像を眺めながら石段を登り、山の中腹にある半僧坊へ到着。しばし深呼吸。残念ながら、霞がかかり富士山は見えず。
 呼吸が整ったところで天園ハイキングコースの山道に入る。いきなり急な登りの階段が続く。脚が言うことを聞かなくなる。普段の不摂生が身にしみる。着いて行けるであろうかと先が思いやられる。前後からの励ましの声に負けん気を起こす。手すりもなく、崖っぷちの細い道もあり、お互いに声かけ、一歩一歩踏みしめながら慎重に進む。
 ぱっと視界が開ける。大平山(おおひらやま)山頂だ。標高は160メートルだが、周りに比べ高く、“天に近い園”と納得する。半僧坊から約110メートルの高低差を登ったことになる。さわやかな風が頬を撫でる。何と気持ちの良いことか。
 10メートルほど下の広場まで岩場を降り、昼食だ。丁度12時を過ぎたところである。計画者に感服。弁当を開き主食の後は、菓子、果物が回される。疲れを忘れて、しばし会話が弾む。笑い声が絶えない。姿は変わっても気持ちは若い。
 腹ごしらえができたところで、周りの景色を惜しみつつ、大平山をあとにする。陽が陰り、冷たい風が襟元から背中をめぐる。身を引き締めて、後半の完歩を誓う。
 くだり主体の山道ではあるが、厳しいのぼりもあり、侮れない。膝の関節に来ないよう慎重に足を運ぶ。さむらい会の人達の消息に耳を傾ける余裕も出てきた。心が弾む。ハイキングの醍醐味だ。
 山道からいきなり広い道路に出て、瑞泉寺に到着。
 瑞泉寺では、水仙がひっそりと咲き、枯れ木の中で、ひときわ目を楽しませてくれる。夢窓国師の庭園は、他には稀なものと目に映る。多くの梅の古木が印象的である。もみじの落ち葉も見られ、紅葉もすばらしいのではないかと、今秋の再訪をひそかに誓う。
 鎌倉宮をとおり、鶴岡八幡宮に到着。初詣客で賑わっている。記念撮影。皆で参拝することにした。小町どおりを抜け、鎌倉駅前の新年会会場に、計画どおり15時到着。計画者に再度感服。約12キロの道のりを全員完歩。中島(佐藤)さんが既に到着していた。
 参加者19名でのささやかな新年会を開く。
 本日のハイキングを計画した吉田さん、林さんは、二人そろって本日の1月11日が誕生日とのこと。本人同士は同日の誕生日であることは知らず、皆でびっくり。このような珍しいことはまずない。今年は何か良いことがあるのではないかと皆予感する。お二人の誕生日と全員の完歩を祝い、乾杯!
 それにしても、皆元気だ。これからも元気でいよう!
 終了17時20分。再会を約しつつ解散。
以上



円覚寺にて記念撮影     陣内・原田・下田・城戸・鈴田・林・西田
          近藤・高本・茨木・藤尾・鈴木・吉田
           有馬・葛野・刀根・呉 のみなさん (野崎さんは撮影中)


鶴岡八幡宮にて


                 コメント : 匿名希望さん     写真 : 林 洋子さん