谷津干潟と稲毛公園散策

２月１２日、祭日を避けて珍しく金曜日に日取りを決めましたので、参加人員が心配でしたが１２名の参加をいただきました。ありがとうございました。

１０時に京成線、谷津駅に集合し、谷津バラ園に隣接した、「プロ野球発祥の地」の石碑確認。
昭和９年、べーブルースをはじめとするアメリカ大リーグが来日、当時プロ野球がなかった日本は急遽チームを作り、ここ谷津で練習したことに由来する。
そこから本格的なウォーキングが始まる。

最初は谷津干潟。一周４キロ程の干潟を回ると、鴨、しぎなどの野鳥が群れ遊んで目を楽しませてくれた。
途中、観察センターでは学芸員にラムサール条約、渡り鳥の種類など説明を受け、皆（？）熱心に聞き、活発な質問がありました。干潟からは湾岸高速道路沿いに歩く。行政地区で言うと、習志野市香澄公園、千葉市幕張緑地です。

昼食は香澄公園の小さなベンチで１２名が肩を寄せ合ってすませました。この界隈は私の日頃の散歩コース。緑はまだですが、紅白の梅は咲いていました。桜の季節は見事ですよ。
幕張緑地から幕張本郷までは住宅街。途中、聞いたことがある人の表札まであった。

幕張本郷から京成稲毛までは電車。稲毛は戦前は白砂青松の地。富豪や有名人の別荘が丘の上にあった。
最初は茨城の牛久シャトーの創業者であり、浅草の電気ブランで有名な「神谷バー」のオーナー、神谷伝兵衛の別荘。１００年前の重厚な西洋建築。次は一転して日本家屋。中国清朝のラストエンペラー、愛新覚羅溥儀の弟愛新覚羅溥傑が浩さんと結婚し、昭和１２年に新婚生活をおくった風情ある建物。

反省会は京成電車で船橋まで戻り、生ビール、刺身、アジの開き、枝豆までついて、1,000円ポッキリ、のセットでスタート。当然それ以外にも、料理、焼酎も飲んで、御一人様、2,200円。安かったー。
一日、約２万歩歩いて皆元気に帰りました。
近藤さん、いつも至らぬ私を支えてくれてありがとう。

参加者　：　有馬　・近藤　・中島　・林　・城戸　・西田　・葛野　・平野　・小倉　・小森　・呉　・原田

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原田　靖　記

習志野市の香澄公園　原田さんの散歩コース
樹林地と芝生の広場があり、池や流れ、野外炉や花見の広場があります

今日のガイド役原田宅前

これで１０００円！　安い！！

築地食堂源ちゃんで反省会

写真　：　呉　信裕


おやつのチョコレートや飴に集まる・・・	谷津干潟自然観察センター前の平野さん

九州出身の説明員から熱心に聞く	谷津干潟ジオラマ上方が東京湾、右手前のトラックは船橋競馬場

よく見えますか


谷津公園のバラ園入り口脇にある「読売巨人軍発祥の地」記念碑長嶋、王など有名選手の手形

東京湾最奥部の谷津干潟全景　広さ４０ヘクタール（東京ドームの８～９個分）　　　野鳥たち

自然観察センターを目指して


小さなテーブルを囲んで弁当を・・・。一辺３人×４＝１２人

	芽吹く春

お久しぶりの３人・・・ひたちなか市から小森さん、我孫子市から小倉さん、平野さん


旧神谷伝兵衛稲毛別荘　大正７年築　１階は洋室　２階は和室現存する千葉市最古の鉄筋コンクリート造り　松林に囲まれ当時眼下には海が・・・和室の欄間にはぶどうの模様