世田谷等々力・瀬田・用賀ウオーキング

え!住宅街にこんな所があるなんて、知らなかった!

2013-09-12

 夏休み後再開第1回のハイキングは、まだまだ暑さが残る晴天のもと、夏の酷暑を無事乗り切った元気な女性4名、男性9名が参加しました。

 都区内唯一の渓谷「等々力渓谷」で暫しの涼を楽しみ、日本で3番目に大きな帆立貝型古墳である「野毛大塚古墳」では、5世紀初頭の南武蔵の大首長を偲びました。お昼は玉川高島屋6Fの冷房がしっかり効いたビュッフェレストランで、和洋中食、デザート、飲み物の食べ放題、飲み放題を堪能して体力を回復し、後半コースへ。

 旧二子橋親柱を見学後、弘法大師を祀った玉川大師へ。大日如来の胎内をかたどった曲がりくねった漆黒の闇の回廊を手探りで巡拝。全員、心身ともに清浄となったハズ。地域の氏神瀬田玉川神社、山門に四天王が揃っている慈眼寺を経て、岡山藩の城代家老伊木家下屋敷の表門だったものを岡山から移築した旧伊木家長屋門へ。

 明治から昭和にかけて、有力政財界人の別邸が建ち並んでいた二子玉川周辺で、唯一現存する旧小坂家住宅では、お金を掛けた意匠が随所に見られる別邸建築に感心。続いて旧三菱財閥の岩崎家が収集した東洋古典書、古美術品を収蔵した静嘉堂文庫、美術館および岩崎家霊廟がひっそりと建つ静嘉堂緑地に残された緑の自然を満喫。

 いよいよ39万uと広大で緑豊かな都立砧公園にたどり着き、懐かしいかき氷に有りついて一休み。最後は遊歩道にはめ込まれた百人一首をたどりつつ用賀の駅へ。仕上げに駅前の魚民で乾杯した冷えたビールのおいしかったこと。暑さの中、2万歩弱のウォーキングにいささかぐったりした面々も元気回復、いつものように賑やかな反省会でした。

今回のコースは、武蔵野台地西端を形作る国分寺崖線の南端を辿っており、都会の中に思った以上に残されている緑の多さに驚くと共に、近くにまだまだ知らないところが沢山あるのを改めて知った一日でした。

                               小原 記



(サムネイル・・・写真をクリックすると大きくなります)

等々力渓谷の説明文




ハイキングのスタート地点




野毛大塚古墳の全体の姿




古墳の頂部で記念撮影



   
瀬田玉川神社  慈眼寺
 
 旧伊木家長屋門(今は高級マンション管理棟)





旧小坂家住宅




旧小坂家住宅室内で記念の撮影



   
 旧小坂家の書斎  




   
 岩崎家廟堂の案内板  岩崎家の廟堂を見る





静嘉堂文庫を見る




(サムネイル・・・写真をクリックすると大きくなります)

訪問した静嘉堂文庫の記事がたまたま
11日の読売新聞に掲載されていました




 
砧公園、昔ゴルフ場だったとの事で、その広さフェアウエイの面影も 
   
  公園内売店での休憩昔懐かしきかき氷も 
   
砧公園を歩く 




   
   
   
 

用賀の魚民で、心地よい疲労の後での反省会。   残念ながら三谷、城戸の両氏は欠席






写真 ; 内野  ・  草野