6回生、井上靖(ペンネーム 宗匠)さん著書 『こより―伝統工芸への招待』のご案内


井上さんは、ティッシュペーパーの活用法として紙縒りを作ってみたら、切れにくく、自在に折り曲げられることに気づき、忘れかけられたいた「紙縒り伝統工芸」の復活を考えられました。
井上さんは平成7年秋に、NHK、千葉テレビで「紙縒り工芸師」として紹介されましたが、紙縒りの基礎技術から応用編まで、その技術と作品の作り方を書籍としてまとめられましたのでご紹介します。

◆著者 井上 宗匠(いのうえ そうしょう)
◆出版社 東京読売サービス
◆版型 B5判
◆頁数 119頁
◆発行日 1997年12月18日
◆定価 2,858円(税込3,000円)
◆購入 全国各書店、インターネット書店
◆著者略歴
1935年長崎市の代々続くハタ屋の四男として生まれる。
長崎東高、長崎大学を経て、東京外国語短期大学、池の坊御茶の水学院、東京YMCA国際ホテル学校など卒業。
大成観光、ホテルオークラ、リッチモンドホテル副総支配人など。
現在、(財)生涯学習開発財団講師、千葉市余暇指導者、読売・日本TV文化センター講師など講師として活躍中。日本凧の会会員。
イオンド総合大学、日本校、ハワイ校名誉文化学博士(本学教授として登録)。
◆目次 ◆前書き「紙縒り工芸へのお誘い」から抜粋
第一章 「紙縒りとは
第二章 基礎技術
第三章 応用技術
 手作り独特の暖かい、肌ざわりのある和紙が織り成す「紙縒り」作品には、素朴な趣があり、単なる手芸などとは異なった無限の創造につながります。…
 でき上がったものには、ずっしとした充実感があります。作る楽しみとして7世紀ごろに始まり、とくに江戸時代から受け継がれてきた技術を現代風にアレンジして、この紙縒り工芸実現の運びとなりました。
       
《作品紹介》
ミニぞうり 果物型入れ物 じどうしゃ 紙縒り文字

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